No,ピアノ処分!Yes,ピアノ買取!

ピアノを処分したい・・・ちょっと待って!そのピアノ、売れます!

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わたしのヤマハU2(1970年代もの)は、
元教師である母親が使っていた50年近く前に購入した古いピアノです。
やむなく処分するため、複数のピアノ買取業者に査定を依頼したところ・・・

買取業者 A社 B社 C社 D社 E社
買取金額 55,000円

(5万5千円)

38,000円

(3万8千円)

50,000円

(5万円)

55,000円

(5万5千円)

48,000円

(4万8千円)

 

50年以上前のピアノでも、買取してもらえる!
と感動すると同時に、
一番高いピアノ買取業者のA社・D社と、
一番安いピアノ買取業者のB社と1.7万円もの差が出ることがわかりました。

 

わたしのヤマハU2は、50年近くも古いピアノなので、あまり査定金額に差が出ませんが、
ピアノの型によっては、10万円以上も差が出ることがあります。

 

あなたのピアノはどうでしょうか。

もしかしたら、思ったよりも高値で売れるかもしれないですし、
買取価格に10万円近くの差が出る、ピアノの型かもしれないですよ。

 

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ピアノの買取価格って、どこの業者も同じじゃないの?

 

わたしも初めはそう思っていました。ピアノを買取してもらえるなんて、知らないですし・・・
でも実際は、高値で買い取ってくれる業者と、
安値で買い取ってくれる業者との間に、1.7万円もの差がありました。

 

「このピアノ、そんなに高値で売れたの?!」

と、売ってから後悔しないために、
ピアノを高値で買取してもらう3つの方法をまとめてみました。


ピアノを高値で買取してもらうための3STEP

 

 

そもそも・・・ピアノ買取業者って何?

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ピアノ買取業者とは?

 

ピアノの買取業者とは名前の通り、「ピアノを買い取ってくれる会社」のことです。

ピアノ買取?ピアノって売れるの?
そう思われる方もいるかもしれません。

わたしも、ピアノ処分を余儀なくされて、
はじめて「ピアノが売れる」と言うことを知りました。

 

「どうやって処分しよう」と思っていた、ちょっとお荷物なピアノは、
思いもよらず、ちょっとしたお小遣いになってくれるという、嬉しいハプニングに変わりました(^^;

最後まで良い思い出を、ありがとう。

 

 

いらないピアノの数と比例して増えるピアノ買取業者

 

1950年代の高度成長期以降、日本はピアノ普及率を伸ばして行き、
1980年代には、ついに世界一のピアノ普及国になりました。

その普及率は約20%、つまり5軒に1軒の家庭にピアノがあったことになります。

 

統計局のデータによると、
現在では、日本中に約1,000万台のピアノがあり、
そのうち約800万台のピアノが使われていない、いわゆる休眠ピアノになっていることがわかっています。

そんな休眠ピアノは今、2つの理由で日本国内のみならず、世界中で需要が高まっています。

 

1.国内における、中古ピアノ需要の拡大

➡新しくピアノを買うよりも、中古ピアノを買う方がお得に使える

現在流通している中古ピアノは、
日本の高度成長期に製造・販売されたものがほとんどで、実はとても高品質です。
今同じ品質のピアノを新しく購入しようとすると、100万円近くもします。
それが、中古ピアノになれば、半値あるいはそれ以下で購入することが可能です。
この需要は、
「しっかりとしたピアノが欲しいけど、新しいものは金額的に厳しい」という、
ピアノレッスンを必要とする、幼児や小学生を持つ親御さんに、ニーズがあります。

 

2.海外(中国をはじめとするアジア圏)における、日本製のピアノ需要の拡大

➡所得増による、娯楽や教育としてのピアノ需要の高まり

ご存知のように、東南アジア圏においては、経済成長が著しく、
一昔で言う日本の「一億総中流」時代に突入しつつあります。
娯楽としてピアノを愉しむことが一種のステータスとなりつつあり、
その中でも特にmade in JAPANの品質が注目されています。

このmade in JAPANの品質は海外でも根強く、
「音にブレがない」こと「品質管理が容易」なことから、
北米や豪州などでも、一定して需要があります。

 

この需要に応えようと、近年ピアノ買取業者が日本全国に急増しているんですね。

 

ピアノ買取業者は3つの種類に分けられます

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ところがピアノ買取業者と一言にいっても、その実態はさまざまで、
いわゆる「ピアノ買取業者」は主に次の3つに分けられます。

 

1. ピアノ買取業者

いらなくなったピアノを買取、
その後自社で調律・修理し、国内外で販売している、ピアノ買取業者です。

この場合、ピアノ買取⇒再生⇒販売を専業でしているので、
自社内ですべて完結することが多く、ピアノを高値で買取してくれる可能性が高いです。
ピアノ買取を専門としているので、
ピアノに関する知識や、ピアノ買取に関する技術には申し分ありません。

 

2. ピアノ運送業者

ピアノメーカーの地方支社(支店)の、専属ピアノ配送会社として、
いわゆる下請け業者として創業された、ピアノ買取業者です。

ピアノ運送を専門として、設立されているので、
1.のピアノ買取業者同様、ピアノやピアノ運送関する知識が深く、
ピアノ引取時に、丁寧にピアノを扱ってくれます。

ただ、自社で調律・修理・販売することが少ないので、
その分買取金額は少し安くなってしまう可能性があります。

 

3. リサイクルショップ

いらなくなったピアノを買取、その後自社で可能な範囲で修理・調律し販売する、
ピアノ買取業者です。
ピアノ以外でも、日常生活で不要になったものを引き取ってくれます。

ただ、運送作業や調律、修理などは外注している場合があり、
費用こそ発生しないものの、その分の買取金額は安くなってしまう可能性があります。

 

 

この3つのピアノ買取業者としての線引きは、中々難しいです。
その会社のホームページを見てみたり、
ホームページがなければ実際に問い合わせてみないと、わからないことが多いです。

 

気を付けたいのは、ピアノ買取業者が増えるにしたがって、
「買取」とは名ばかりで、逆にピアノ処分費用を徴求されたり、
買取査定の金額と実際の受取買取が異なっていたり・・・
ピアノ買取業者との間にトラブルが生じたりすることも、少なくありません。

実際、ピアノ買取業者の統計をみると、
ピアノ買取現場において、
全体の取引の3%に、トラブルが生じている事例があることもわかっています。

 

特に近年、中国ではピアノが一年間に40万台以上製造・販売されていて、
「ピアノ部品」に対する需要がとても高まっています。

安値でピアノを買取した後、ピアノを処分・解体して、
ピアノ部品をそういったピアノメーカーに売る、ピアノ買取業者もあります。

 

ピアノが買取された後は、ピアノ買取業者が所有者となるので何も言えませんが、
わたしは、ピアノが解体されるのがどうしてもイヤだったので、

「ピアノ買取した後も、きちんとピアノを大事にしてくれる」
ピアノ買取業者と取引をしたいと思いました。

もし、あなたがわたしと同じように、
大事なピアノだから、買取した後も大事にして欲しい、と思っているのであれば、
複数のピアノ買取業者に買取査定を依頼し、
その中でしっかりとピアノ買取業者を選ぶことがすごく大事になってきます。

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なぜ?ピアノ買取業者によって、査定金額が異なる理由

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「ピアノ」と一言で言っても、

✔ メーカー
✔ 製造年
✔ モデル
✔ 保管状態

等によって一台一台、そのピアノの価値は変わってきます。

更にピアノが買取される場合、ピアノの価値は、
ピアノの買取業者が「欲しい」と思う度合によっても異なってきます。

 

1.買取業者によって、欲しいピアノや査定基準が異なる

買取業者によっては、

 

✔ ヤマハ専属のピアノ販売業者として創業したから、ヤマハのピアノに関する知識は超一級
✔ どんなピアノでも自社工場で修理できるから、どんなピアノでも大歓迎
✔ 木目調のピアノを欲しがっているお客様がいるから、黒塗りより木目調のピアノが欲しい

 

等の理由で欲しいとするピアノが異なります。
そのピアノ買取業者が欲しいとする、ピアノの種類が買取価格に反映されます。

こう言う査定基準の違いが、買取価格に反映されます。

 

2.独自ルートを持っている

買取されたピアノの多くは、
日本国内で中古ピアノとして再び販売されるほか、
海外でピアノを必要とする人たちのために、輸出されることがほとんどです。

 

近年では、特にアジア圏(中国やベトナム)で、日本製のピアノの需要が増えているので、
海外に販売ルートを持っている買取業者であれば、高く買取される可能性があります。

ところが、ピアノ買取業者によって、
日本国内の中古販売店しか、販売ルートを持っていなかったり、
海外に得意とする販売ルートを持っている等、様々です。

 

こういった理由からも、業者の買い取り価格に差が出てくるようになっています。
つまり、ピアノを売るときは、最低2社出来れば3社と、
複数のピアノ買取業者に査定を依頼することが大事になってくるのです。

 

わたしの場合は2万円弱でしたが、それは50年近くも昔にピアノだから。
ピアノの型によっては、買取価格に10万円以上の差が出るときがあります。

「ピアノが高く買取りされる=それだけピアノが大事にされる」

だからわたしは、ピアノを処分しなければいけなかったとき、
買取された後のピアノも大事にされるか
出来るだけ高くピアノを買い取ってほしい
と言うことにこだわって、ピアノ買取業者5社に査定を依頼しました。

 

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こうして、わたしは満足してピアノを処分することが出来ました!

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夫の転勤に伴って、わたしは大事なピアノを泣く泣く処分しなければいけませんでした。

 

嫁入り道具にも持ってきたくらい、大事なピアノです。
そんなピアノを手放すのは、本当に寂しかったです。

言いかえるなら、ピアノをお嫁に出すのと同じような気持ち。
だから、ピアノを処分するのに、自分が納得・満足できる一番良い方法をずっと探していました。

 

✔ 近くの児童館にピアノを寄付できないか尋ねたり

✔ 親族にピアノが欲しい人がいないか尋ねたり

✔ ヤフーオークションでどれくらいで売れるか調べたり

✔ タウンページでリサイクルショップに連絡したり

 

でも、どれも納得できるものではありませんでした。

そんな時、インターネットで「ピアノ買取」と言う言葉をみつけ、
「えー?!ピアノって売れるの?!」と、驚いたことを覚えています。

 

その時に利用したのが、最大5社無料でピアノを買取査定してる、
ズバットピアノ買取比較
と言うサービスです。

✔ メーカー

✔ 製造番号

✔ ピアノの状態

✔ 住所等の連絡先

をパソコンや携帯電話から入力するだけで、ピアノの買取相場がわかるので、
とっても楽ちんですし、
早ければ即日、遅くても3日以内には、査定結果がわかります。

※しつこい営業電話が掛かってくることは一切なかったです。

 

査定結果から、

 高値で見積もりをしてくれている買取業者

✔ その買取業者の評判や口コミがいいものか

実際に調べて、買取依頼の返事をしました。

 

わたしの場合は、引っ越しまで時間がなく、急いでのピアノ処分でしたが、
買取査定の依頼をしてから、実際にピアノが引き取られるまで、一週間くらいでした。

 

大事なピアノ、愛着がある分、満足に処分したいと思う人も多いのではないでしょうか。

同じピアノを売るのでも、高値で買取してもらいたいですし、
何より、自分の使った愛着のあるピアノなので、
また誰かの大事なピアノになってもらいたいです。

 

お別れのときは、やはり寂かったですが、
今は世界のどこかで誰かに弾いてもらっている!と思うと、
ピアノを買い取ってもらってよかった!と思えます^^

 

あなたのピアノが、また誰かの大事なピアノになりますように!

 

ピアノを買取査定してみる

 

【よくあるピアノ買取Q&A】

ピアノ買取のときによくある疑問についてまとめています。

 

Q:ピアノの処分するときの引取と買取ってどう違うの?

A:ピアノを処分するときにお金を支払うか、受け取るか。
「お金を支払う」=引取
「お金を受け取る」=買取
これが一番大きな違いです。

ちなみに、ピアノ買取業者がピアノを持っていくときは、
「受渡(売買の目的物を代金と引き換えに引渡すこと)」になります。

 

Q:ピアノの買取査定に必要なものは?

A:特に用意するものはないです。
ただピアノ買取業者に「どんなピアノか」ピアノの状態伝える必要があるので、
買取査定を依頼するときは、以下の4つについてチェックしてください。
✔ ピアノの種類

✔ メーカー

✔ 製造番号

✔ ピアノの状態

簡単に調べられるので、あらかじめメモ等しておいてから、
買取査定を依頼することをおすすめします。
ちなみに、モデル名や製造番号は、下の図のようにして調べられます。
※天板は重いので、開けるときは注意してください!
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Q:40年前くらいの古いピアノでも売れる?

A:ピアノの状態によりますが、売れます。わたしのヤマハU2は50年前のピアノでした。
40年前のピアノは、日本の高度成長期に製造・販売されたピアノなので、
品質も均一で上質な木材を使っているピアノが多いです。

実際、中古ピアノでよく売れているピアノは30年~50年近く前のピアノが圧倒的です。
40年以上前だから・・・と諦めずに、まずは査定だけでもしてみることをおすすめします。
万が一、査定の結果で、値段が付かない場合でも、引取ってくれるピアノ買取業者もあります。
自分でピアノを処分するとなると、ピアノの運搬費など、費用が掛かって来ますから。

 

Q:ヤマハやカワイ以外のピアノでも売れる?

A:売れます。
最近では、新しいヤマハピアノより、中古のスタインウェイと言う風に、
中古ピアノ市場におけるニーズも幅広いものになっているので、
それに合わせて、ピアノ買取業者もヤマハ・カワイ以外のピアノも幅広く取り扱うようになっています。

 

Q:ピアノに傷やダメージがあるけど大丈夫?

A:基本的に日常生活でついてしまう傷については、問題なく買取してもらえます。
ただし、買取が難しいピアノの特徴として3つ挙げられます。

 

✔ 水害によるもの
(鍵盤部以上に浸水した場合は修理不能なので買取は難しいです。
アップライトピアノであれば、キャスター以上が浸水した場合、
買取が難しくなっています。)

✔ 火災によるもの
(火災にあったピアノは、外装の損傷はもちろんのこと、
消火による水害や、焦げ臭いにおいもついている場合が多く、
ピアノを再生して利用するのも難しく、買取は難しい場合が多いです。)

✔ 虫害によるもの
(音響フェルトを虫が食べてしまっている場合であれば、
フェルト交換で修理が可能となるので、買取される場合もあります。
が、ネズミが弦や木材をかじっている場合、
かじっている箇所によっては修理が出来ないので、買取は難しい場合が多いです。)

ただ、ピアノの傷やダメージについては、
ピアノ買取業者によって査定基準が異なってくるため、一度買取査定して、
問い合わせてみるのが良いです。

 

Q:2階にピアノがあるけど、大丈夫?

A:大丈夫です。
毎日ピアノに携わっている、ピアノ運搬専用のプロが運んでくれるので、2階でも安心です。
ただし、場所によってはクレーンを使ったりする特殊作業が必要になることもあるので、
ピアノの設置場所については事前にピアノ買取業者に申告しておきましょう。

 

Q:ピアノのだいたいの買取相場を知りたい

▶メーカー(ヤマハ・カワイ)と製造番号別に一覧表にしています。
詳しくはこちらのページを参照ください。

 

Q:電子ピアノでも買取可能ですか?

A:可能です。
ただし、電子ピアノの場合、電子楽器なので取扱説明書の有無が重要視されます。
また、対応可能な買取業者が少ないので、まずは買取査定の依頼をしてみてください。

 

Q:エレクトーンでも買取可能ですか?

A:可能です。
ただし、エレクトーンの場合、
ピアノや電子ピアノと扱いが異なるので、買取可能業者の数が限られています。
対応可能な買取業者があるのか、まずは買取査定の依頼をしてみてください。

 

Q:引取時に査定金額と異なることはありますか?

A:ありえます。
ただし、極端に申告と現状の異なるピアノ以外であれば、異なることはまずありません。
ただ、受渡当日に査定金額から減額される取引は、全体の3%あると言われているので、
「まったくない」とは言い切れません。
買取査定を依頼するときは、ウソの申告はしないようにしましょう。

 

Q:ピアノ買取査定のキャンセルは出来ますか?

A:書面での売買契約を結ぶ前であれば、キャンセルが出来ます。
もしキャンセルをする場合は、ピアノ買取業者一社一社に連絡するのではなく、
一括買取依頼をした元の業者に連絡すれば、それで終わりになります。

 

あなたの大事なピアノが、満足のいく買取で、また誰かの大事なピアノになりますように!